ゲーミングPCの消費電力と電気代の計測・計算方法
1. 公称TDPとコンセント側実測消費電力の違い
カタログ上のTDP(熱設計電力)は冷却設計用の目安であり、コンセントから引き抜く実際の消費電力とは異なります。最新GPUは瞬間的なスパイク電力が発生するため、当計算機では電源回路ロスやファンを含めた実測壁電力を採用しています。
2. 80 PLUS認証と電源変換効率ロス
家庭用コンセントのAC100VをPC用のDC12Vに変換する際、必ず熱として電力ロスが生じます。80 PLUS Bronze(変換効率85%)からGold(90%)またはPlatinum(92%)にアップグレードすることで、日々の電気代を確実に削減できます。
3. 3つの稼働状態(ゲーム・アイドル・スリープ)の重要性
PCは24時間常に最大負荷で動いているわけではありません。ゲーム時(300W〜600W)、通常作業時(45W〜75W)、スリープ時(2W〜4W)に分けた現実的な計算を行うことで、電気代の過大請求見積もりを防ぎます。
4. 電圧調整(アンダーボルト)とFPS制限による節電
144Hzモニターで240FPSを出しても無駄な電力を消費するだけです。モニターのリフレッシュレートにFPSを固定し、電圧を微小調整することで、フレームレートを落とさずに60W〜90Wを削減できます。